こども支援に関する課題は①こども自体を取り巻く課題、②こども支援者を取り巻く課題の2段階の構造となっており、①に対しては現在多くの支援者や行政、企業が参画し支援が実施されていますが、②に対しては近年徐々に問題視され、支援が実施され始めたものの、未だ不十分な現状があります。そのため、Supporters’ Supporterでは②の解決を目指すことで、結果として①に対しての支援が安定・効率化し、よりスムーズに解決されると考えています。
■ ①こども自体を取り巻く課題
子どもの貧困:9人に1人(11.5%、厚労省R3年)
不登校:約30万人(過去最多、文科省R5年)
児童虐待:約22万件(過去最多、こども家庭庁R5年)
etc
■ ②こども支援者を取り巻く課題
年間給料手当の中央値が200万と賃金が低く、上がりづらい※
団体の職員数の中央値が3人と少なく、内部の育成・支援体制が整備されていない※
代表者の67.2%が60代以上と高齢化しているが、48.3%の団体が後継者の不足を抱えている※
団体の30.8%が事業力向上が必要だと感じている※
教育や支援の成果やゴールが分かりづらく、事業や取り組みの評価が難しい。
※R2 内閣府特定非営利活動に関する実態調査から、こども支援に関わる可能性が高い認証団体のデータをもとに記載している。
etc
チーム・組織を支える
■ 組織基盤の強化と団体運営の効率化
チーム・組織の経営やマネジメント強化のサポートを実施し、チーム・団体全体の組織基盤や事業の強化する他、地域のこども支援団体の連携を強化し、必要に応じて団体間でバックオフィス集約、業務提携、合併等の業界再編を行います。
個人を高める
■ 高度支援人材の育成、支援者の付加価値の向上
支援スキル向上やケース対応に関する研修やスーパーバイズ/スーパーヴィジョンを実施する他、大学や民間団体等と連携しこども支援評価スキームの作成、困難ケースにも対応できる高度支援人材の育成を行います。
社会を動かす
■ こども支援の最適化と環境整備
官民によるこども支援協議会の設置、こども支援データベースの実装、公共政策におけるEBPMの実施により、こども支援の最適化とこども支援者の制度的保障を目指し、長期的に支援者が支援活動を継続できる環境の構築を行います。
伴走型コンサルティング
法人やプロジェクトの立ち上げ業務のサポート、事業全体の戦略設計、グランドデザインの策定支援など、クライアントの皆様との議論・活動を重視し支援いたします。
スーパーバイズ/スーパーヴィジョン
こども・若者支援のスーパーバイズ/スーパーヴィジョンをクライアントの皆様のニーズに合わせて実施いたします。個々のケースだけでなく、要対協などの組織運営に関する支援を行うことも可能です。
社会調査・分析
行政施策の検討や効果検証に際した社会調査・分析を実施、サポートいたします。
リーン・リサーチ
外部環境やターゲット調査などのリサーチのほか、内部リサーチ、社内のシステム導入、DX化、AI活用のサポートを実施いたします。
研修・人材開発
支援スキル向上に関する研修のほか、キャリアパス構築のサポート実施、大学や民間団体等と連携し高度支援人材の育成を目指します。
社会インフラ開発
支援をより効果的に被支援者に届けるための支援評価スケールの策定や、シェアリングサービスプラットフォーム作りなど、社会インフラの整備などの取り組みます。